Q1.
治療を始める時期は?
A.
子供では、上下の前歯が永久歯に交換する7〜8歳頃からの治療が一般的です。実際には、人によって歯並びや乳歯から永久歯への生えかわりの状態は異なりますので、異常に気がついたら早めに受診された方が良いでしょう。もし治療に早すぎる場合にも、適切なタイミングをはずさないように、定期的にリコールさせていただきます。その他、受験や転勤などのことも考えて開始時期を決めることが大切です。
Q2.
大人でも治療は可能でしょうか?
A.
最近では大人になってから矯正治療を受けられる人もたくさんいます。もちろん歯ぐきが健康なら全く問題なく治療することが出来ます。子供と違って、目的意識がはっきりしているため、治療がスムーズに進むことも多いようです。
Q3.
治療期間と通院間隔はどれくらいですか?
A.
患者さんの年齢、歯並びの状態、治療の内容などによって治療期間は異なります。本格的な矯正治療(マルチブラケット装置)では、月に一回の通院で1〜2年くらいかかります。その後は、きれいになった歯並びを維持するため、取りはずし可能な装置に変えて、2〜3カ月に一回の通院が2年くらい必要です。
成長期の患者さんでは、あごの成長をコントロールしたり、永久歯がきちんと生えるようにスペースを確保するため二段階治療になる場合が多く、本格矯正の前に2〜3年の通院が必要になることがあります。
きちんと予約日を守ること、装置を頑張って使うこと、歯磨きを頑張ることが、早く治ることにつながります。
Q4.
歯並びが悪いと何か困ることはありますか?
A.
歯並びが悪いことでいろいろな問題が考えられます。例えば、歯を磨きにくいため虫歯や歯周病になりやすかったり、良くかめないため胃腸などの消化器に負担がかかったり、発音が不明瞭になったりします。その他、かみ合わせがあごの成長発育に影響を及ぼし、顔の形が曲ったり、顎関節症になることもあります。また、見た目を気にして来院される人の中には、歯並びのことが無意識にコンプレックスとなっている場合があります。そのため、治療で歯並びがきれいになると性格が明るく変わることも多いのです。
Q5.
歯を抜かなければ治療できないのでしょうか?
A.
歯とあごの大きさの不調和が著しい時には、口元のバランスや奥歯の状態などから判断して抜歯が必要なこともあります。でも8才くらいの乳歯から永久歯に生えかわる頃に治療を開始すると、歯を抜かないで治療できる確率が高くなります。
Q6.
矯正治療で歯の痛みはありますか?
A.
初めて矯正装置を装着した日から3日間くらいは、歯が浮いたような感じで、固いものをかむと多少痛みを感じることもあります。でもほとんどの場合、一週間程で慣れて、痛みを感じなくなります。
Q7.
矯正治療に健康保険は使えますか?
A.
残念ながら、通常の矯正治療に健康保険は使えません。但し、外科手術を伴う顎変形症、口蓋裂、あごの成長に問題のある症候群などの患者さんには保険での治療が可能です。当院は”顎口腔機能診断医療機関”、”育成医療”の指定を受けています。