当院では歯の表側に付けるブラケットを比較的目立ちにくいホワイトまたはクリアーなブラケットや、ご希望によりホワイトワイヤーを使用することで、患者様の治療期間中におけるストレスをなるべく軽減することを心掛けています。それでも矯正装置が気になられる患者様には歯の裏側にブラケットを付けるリンガルブラケット矯正や、取り外し式の透明なアライナー型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)による矯正治療をお選びいただくことで、他人の目を気にすることなく矯正治療を行うことが出来ます。

リンガル矯正について1

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リンガルブラケット矯正について

リンガルブラケット矯正は、矯正装置が見えないことが最大のメリットです。しかしながら装置に慣れるまでは、発音しにくかったとか、舌が擦れて痛かったということもあります。そのため、当院ではなるべく小さく滑りの良いブラケットを選んで対応しています。
また、抜歯が必要な場合には、写真のような人工歯を付けて抜歯空隙を目立たないようにしています。
リンガルブラケット矯正には、上下顎とも歯の裏側にブラケットを付けることで全く装置が見えないフルリンガルブラケット矯正と、上顎だけ歯の裏側にブラケットを付けて、下顎には歯の表側にクリアブラケットを付けるハーフリンガルブラケット矯正があります。
ハーフリンガルブラケット矯正は、舌が擦れるといった問題が少なく、費用的にも抑えられ、下顎のブラケット自体が下唇に隠れて見えにくいなどの理由から希望される患者様が多い治療法です。どちらも歯の裏側にブラケットが付くことで歯磨きは難しくなり、歯肉炎、虫歯のリスクは高まるため注意が必要です。

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フルリンガルブラケット矯正

治療例:16歳(女性)

  • 主訴:歯並びがデコボコで気になる。
  • 診断:歯と歯槽基底の大きさの不調和による叢生の症例。
  • 概算費用:約105万円(税別)
カスタムメイド型リンガルブラケット装置(Incognito)を使用したフルリンガルブラケット矯正により、上下顎両側第一小臼歯抜歯で2年7ヶ月(30回通院)の動的治療を行いました。治療途中は歯の裏側の歯磨きが難しく虫歯や歯肉炎になったためカリエス処置や歯肉切除の必要がありました。その他、歯肉退縮や歯根吸収などのリスクもありましたが、問題なく治療を終えることが出来ました。その後2年ほど保定装置(リテーナー)のチェックを行い通院終了としました。一日に12時間~14時間程度リテーナー装着を守らないと後戻りする場合もあるので注意が必要です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

ハーフリンガル矯正1

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ハーフリンガルブラケット矯正

治療例:28歳(女性)

  • 主訴:前歯2本が突出していて、歯並びがデコボコなのが気になる。
  • 診断:歯と歯槽基底の大きさの不調和による叢生の症例で、上顎右側第二小臼歯の先天欠如を伴う。
  • 概算費用:約90万円(税別)
上顎にリンガルブラケット装置(Kurz 7th)を使用したハーフリンガルブラケット矯正により、非抜歯で1年1ヶ月(13回通院)の動的治療を行いました。治療途中は上顎の歯の裏側の歯磨きが難しく歯肉炎を認めたので、ブラッシングに注意する必要がありました。また若干発音しにくいといったデメリットもありました。その他、歯肉退縮や歯根吸収などのリスクもありましたが、問題なく治療を終えることが出来ました。その後2年ほど保定装置(リテーナー)のチェックを行い通院終了としました。一日に12時間~14時間程度リテーナー装着を守らないと後戻りする場合もあるので注意が必要です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)について2

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン・薬機法対象外)について

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)は、精密印象(当院では口腔内3D光学スキャナーiTero使用)を元に3次元コンピュータ画像技術を利用して治療のシュミレーションを行います。そしてその結果に基づき、それぞれの患者さんにあった一連のカスタムメイドの透明なマウスピース型の装置を製作します。 普段装着していても、人に気づかれることはほとんどありません。また、ご自身で取り外していただける装置ですので、普段どおりに食事や歯磨きをしていただけます。また、金属アレルギーの患者様にはメタルフリーのため有効な矯正装置だと思います。一方で、歯の移動量が大きい患者様には治療が困難であったり、一日に20時間以上の装着を守らないと歯の移動が予定通りに進まないこともあります。

アラインテクノロジー社のマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)は、これまでに2020年10月時点で全世界900万症例以上が治療されています。
但し、日本では厚生労働省の薬機法に承認された医療機器ではなく、雑品扱いとなっています。日本で医療機器としての矯正装置として認められるには、薬機法に承認されている材料を使って、日本の国家試験をパスした歯科医師か歯科技工士が製作したものか、 既製品であればそのもの自体が薬機法に承認されていなければなりません。従って、現在のところインビザラインは日本の法律で医療機器としては認められておりません。但し、材料そのものは薬機法に承認されており、口の中に入れて全く問題ありません。矯正装置の製作において、治療を行う歯科医師が患者様に合わせて治療計画を立てたものをインターネット上でアラインテクノロジー社にオーダーし、海外の工場でロボットが製造するため医療機器法の対象とはなりません。薬機法未承認の矯正歯科装置のため医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
そのことから日本国内でインビザライン治療を行う場合、患者様にこれらのことについて同意していただく必要があります。

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マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)

治療例:30歳(女性)

  • 主訴:ガタガタな歯並びが気になる。
  • 診断:歯と歯槽基底の大きさの不調和による叢生の症例。
  • 概算費用:約90万円(税別)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)により、上下顎第一小臼歯4本抜歯で2年10ヶ月(36回通院)の動的治療を行いました。治療途中は虫歯、歯肉退縮や歯根吸収などのリスクもありましたが、歯磨きを頑張り、きちんと長時間装着していただいたため問題なく治療を終えることが出来ました。その後2年ほど保定装置(リテーナー)のチェックを行い通院終了としました。一日に12時間~14時間程度リテーナー装着を守らないと後戻りする場合もあるので注意が必要です。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について